血糖検査

糖負荷試験

75g糖負荷試験

目的

糖負荷試験は糖尿病の診断方法の1つです。糖尿病が疑われる方に対しブドウ糖が含まれた飲み物を飲んでいただき、一定時間経過後に採血を行い血糖の経時変化をもとに糖尿病かどうかを評価します。

方法

1. 検査前日の午後9時から絶飲食した状態で採血、採尿をします。
2. 75gブドウ糖水200mLを飲用します。
3. その後、決まった時間に採血を行います。
(通常は飲用後、30分後、60分後、120分後に採血)
<例>
75g糖負荷試験

検査前後の注意事項

  • 検査前日の午後9時から食事、飲み物をとらないでください。
  • 検査中、空腹により気分が悪くなる場合があります。その際はスタッフにお申し出ください。

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50g糖負荷試験

目的

妊娠糖尿病のスクリーニング検査です。妊娠24~26週の妊婦健診日に行います。

方法

食事の制限はありません。検査当日の朝食もお取りいただいて大丈夫です。
1. 50gブドウ糖水を引用します。
2. 飲用後60分後に採血を行います。
50g糖負荷試験

糖負荷試験で来院される方へ

<75g糖負荷試験の場合>  
再来受付後、外来採血室にお越しください。

<50g糖負荷試験の場合>  
再来受付後、産婦人科外来にお越しください。

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自己血糖測定(self monitering of blood glucose:SMBG)

目的

糖尿病診療において患者さんご自身で血糖を測定し、血糖コントロールすることを目的としています。

外来採血室で簡易血糖器の使用方法を説明しています。
使用機器についてご不明点があれば外来採血室にお声かけ下さい。 。

貸し出し機器一覧

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持続血糖測定

目的

腹部や上腕部にセンサーを装着し、間質液中のグルコース濃度を24時間持続的に測定します。インスリンや薬の評価、食事や運動の影響、就寝中のグルコース値の変動を観察することなどを目的としています。
血糖値の変化

フラッシュグルコースモニタリング(Flash Glucose Monitoring:FGM)

<フリースタイルリブレPro>

血糖自己測定

・上腕部にセンサーを装着
・検査は最長14日間
・1日数回のSMBG(自己血糖)測定を推奨

装着および取り外しは外来採血室で行います。
検査中は入浴や運動なども可能です。普段通りの生活を送ってください。

持続グルコースモニタリング(Continuous Glucose Monitoring:CGM)

<デクスコム>

血糖自己測定

・腹部にセンサーを装着
・検査は最長7日間
・1日2回のSMBG(自己血糖測定)が必要
・モニターを常時携帯

装着および取り外しは外来採血室で行います。
検査中は入浴や運動なども可能です。普段通りの生活を送ってください。

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