検査項目 | 測定機器 | |
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尿定性検査 |
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US3500 |
尿沈査検査 | 赤血球 白血球 円柱 上皮細胞 細菌など |
顕微鏡
USCANNER(E) |
便潜血検査 |
便ヘモグロビン | OC-SENSOR iO |
穿刺液 | 細胞数 比重 関節液結晶 |
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迅速感染症 |
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イムノクロマト法 |
尿素呼気試験 | ピロリ菌 | POCone |
「尿」は全身を循環した血液を濾過して作られるため、腎臓や尿路系だけでなく全身の情報を知ることができます。また、痛みを伴わずたくさんの情報が得られるため一次検査として有用です。尿定性検査と合わせて尿沈渣を見ることで、より詳しく病態を知ることができます。
自動分析装置を用いた尿定性試験紙法を実施しています。尿潜血や尿糖、主に肝臓の状態を知るビリルビンや代謝状況を反映するケトン体、腎臓の状態を知る尿蛋白などを調べています。
尿中の有形成分(赤血球、白血球、円柱、上皮細胞類、細菌)を自動分析装置や顕微鏡を用いて調べる検査です。細胞の種類や数を調べることで、腎臓の状態や尿管、膀胱など尿路系の状態がわかります。
便ヘモグロビン(便Hb)は便に血液が混じっているかを調べる検査です。消化器疾患(ガン・潰瘍・クローン病など)、特に大腸ガンの早期発見 に役立ちます。 約15分で結果がわかります。
穿刺液中(髄液、胸水、腹水、関節液など)の細胞の種類や数を検査します。この結果から炎症性疾患をはじめとした疾患の補助的診断や治療経過を知ることができます。
イムノクロマト法という原理を用いた簡易キットで検査し、十数分で結果を報告できます。
錠剤を飲む前と後の呼気を採取し、調べる検査です。この結果で、ピロリ菌が胃の中にいるかがわかります。