肺機能検査室

機能的残気量(FRC)検査

目的

息を最大に吐き出しても肺の中に残っている空気の量(残気量)を測定します。
肺に残存する空気の量を測定することで、肺の中に最大限吸い込める量(全肺気量)をみる検査です。
肺の状態を詳しく見る精密検査です。 。

方法

  1. 椅子に座り、鼻をノーズクリップでとめ、マウスピースをくわえて、口呼吸で測定します。
  2. 安静呼吸を3~4分続けます。途中で口を開けないようにしてください。
  3. 3~4分後、「吹いて」の合図で肺の中にある空気を全部吹き出します。
  4. 「吸って」の合図で最大限に吸います。
  5. その後、もう一度吹いたところで測定終了です。

注意点

  1. お食事や喫煙は検査の30分前に終了してください。
  2. お薬は普段どおりで結構です。
  3. 検査技師の掛け声に合わせていただく検査です。耳の聞こえづらい方は検査の前にお知らせください。

所要時間

15分
当院ではスパイログラム検査を測定してからFRC検査を行いますので、計30分かかります。
予約時間に遅れると検査ができなくなることがあります。あらかじめご了承ください。

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