一般検査室では尿検査(定性・沈渣)や便検査(潜血・アメーバ)、穿刺液検査(細胞数・比重・関節液結晶)、迅速感染症検査(インフルエンザウイルス、RSウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、ヒトメタニューモウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルス、デング熱、A群β溶血連鎖球菌、肺炎球菌、レジオネラ菌、マイコプラズマ、マラリア)、尿素呼気試験などを担当しています。
一般検査室には9名の臨床検査技師が所属しておりますが、休日時間外勤務(化学・免疫、血液)、システム管理、検査相談、外来採血、病棟採血、病棟SMBG指導、外注検査検体処理などの業務を行いながら一般検査は4~5名で担当しています。 依頼件数は尿検査が約500件/日、便潜血検査が約40件/日で、外来の診察前検査が全検査の約8割と多くを占めている中、迅速かつ正確な報告が出来るようにスタッフ一丸となって日々努力をしています。
尿沈渣や穿刺液の細胞数検査では顕微鏡で細胞の判定をするため、専門的な知識と熟練が必要であり、日々研鑽の毎日です。 異常な細胞を発見した時は、医師や病理診断科、血液検査室とも連携をとり、診療に役立つ結果報告を目指しています。
年間検体数 | 尿定性検査:約134,000件 便潜血検査:約11,000件 |
臨床検査技師 (一般検査担当技師) |
9名 (4~5名) |
認定一般検査技師 | 4名 |
主要な検査機器 | US3500 US1200 USCANNER(E) OC-SENSORio POCone |