神経機能検査
反復睡眠潜時検査(MSLT)
目的
日中の眠気や入眠状態を客観的に評価する検査です。
方法
- 頭や顔に、脳波・眼球運動・筋電図・呼吸の各センサを装着します。センサの固定のため、テープや包帯を使用します。皮膚のかぶれが気になる方はお申し出ください。(装着には 脳波用ペーストを使用しますが、これは水溶性のクリームで体に害になるものは含まれておりません)
- ベッドに横になって眠っていただきます。20~30分間、入眠の様子を記録します。
- この検査を2時間ごとに5回(9時、11時、13時、15時、17時)繰り返します。検査と検査の間は居眠りをしないように、検査室内で過ごしていただきます。
注意点
- 検査施行の2週間前から服薬を中止していただくことがあります。服薬中止については担当医の指示に従ってください。
- 1週間前から「睡眠日誌」の記録をしていただきます。検査当日にお持ちください。
- 前日はできるだけ洗髪をし、整髪剤をつけずにお越しください。
- 当日はカフェイン含有飲料(緑茶・紅茶・コーヒーなど)を摂取しないようにお願いします。
- 起床から検査開始までの間に居眠りしないようにしてください。
- お食事は検査の1時間前までに、喫煙は検査の30分前までに終了しておいてください。
- 基本的に終日検査室で過ごしていただきます。付き添いの方がご一緒いただいても結構です。
- 電極の装着にペーストを使用します。検査後ふき取りますが、洗髪台の用意はありませんので、あらかじめご了承ください。
検査所要時間
8時30分から17時30分までかかります。
