血管検査について

ABI/PWV検査

目的

ABI検査とは足関節-上腕血圧比のことで、血管の狭窄の程度がわかる検査です。 PWV検査とは脈波伝播速度のことで、血管の硬さの程度がわかる検査です。どちらも動脈硬化の指標として有効です。

方法

  1. ベッドに仰向けに休んでいただき、両上腕と両足首に血圧カフを巻きます。お洋服やストッキングを脱ぐ必要はありませんが、厚手のお洋服や締め付けの強いストッキングは脱いでいただいくことがあります。
  2. 両手首に心電図のクリップ電極を、胸部に心音センサを装着します。
  3. 両上肢と両足首の血圧を同時に測定します。記録中は力を抜いてリラックスし、動かないでください。血圧の測定は2回行います。

注意点

  • 両上腕と両足首の血圧を測定しますので、上腕と足首が出やすい服装でご来院ください。
  • 下肢に深部静脈血栓症(DVT)がある方は、検査の前にお知らせください。
  • 人工透析シャントのある方、乳がんなどによるリンパ節郭清後の方など、血圧測定できない部位のある方は検査の前にお知らせください。
  • お食事、お薬は普段どおりで結構です。

所要時間

10分

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